桂林堂上大岡院
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痛みはいつもじわじわして隠痛と言うです。
腰と足も酸軟無力で疲れやすいです。
痛みの所に押して気持ちがいいと言う特徴です。
また二つタイプに分けます。
一つはとてもよくある腎陽虚であります。
これの症状が上の痛み以外に息くるしい、耳鳴り、遺精、頻尿などが伴います。
もう一つは腎陰虚であります。これの症状は上の痛み以外に顔面が赤い、手の裏が熱い、舌質が赤い、舌苔が少ない、脈が細、数(速い)などが伴います。
症状分析
腰は腎の府であります。腎は骨の成長をつかさどるし、髄液の生成をつかさどることです。腎の精が大変に弱くなったら腰、腰椎などの栄養を提供する能力が低下するので、腰と足が酸軟無力になります。腎虚になると腰が疲れやすくなります、長く座ったり、長く働いたりすると全ての症状が悪化します。脈の尺部が不足であり、全部は腎虚の症状です。
治療方針は益陰補腎です。
処方箋は六味地黄丸です
熟地黄、山茱萸,山薬、澤瀉、茯苓、牡丹皮などです。また心がイライラしたり舌が紫色で脈が細などがあった場合に更に亀板、知母、黄柏などを加えます。また息くるしい、頻尿などがあった場合に更に肉桂、杜仲、補骨脂などを加えます。
処方箋の意味は
六味地黄丸は純粋な補陰であり、重味であり、潤下である薬です。ですから陰の水を補うことにより陽を制します。また手の裏、足の裏、胸の中に微熱があり、舌質が紫色であり、脈が細いなどの症状がある場合に加える亀板が滋陰と腎を補うし、地母と黄柏は堅陰燥湿であるので腎陰虚タイプに効きます。また息くるしい、頻尿などが腎陽虚の症状です。肉桂、杜仲、補骨脂などが陽気を上げて腎を温めて火の源(腎)を強くすることにより陰翳(痛みなど)を取り除きます。
以上は腎虚腰痛に対して漢方薬治療です。
治療方針は腎から論治であり、陰の水を補うことにより腎を補う
処方箋は腎兪、太渓。腎陽虚の場合にお灸をします。腎陰虚の場合に復溜を加えます。お腹が張っている場合に三陰交を加えます。腰痛により脇とお腹も痛くて仰向けとうつ伏せも出来ない場合に中封、帯脈などを加えます。
処方箋の意味
腎兪は腎の経気が体内に入る玄関であり、太渓は腎経原穴でありこの二つ穴は一緒に使うと益陰補腎の効能が出来ます。
腎陽虚の場合にお灸して陽気を強く増加して腎を温めます。腎陽が強く出来ます。
腎陰虚の場合に足少陰腎経は水に属して復溜が腎経の経金穴であり、水経の金穴であり、手太陰肺経と関連性といえば肺が金に属して腎水の母であり、金が水を生じます。ですから腎陰虚が腎の水が不足であります。肺経と関係する復溜を使います。腎陰虚を改善出来ます。
お腹が張っている場合に腎の働きが低下により余計な水がお腹に溜まっているので三陰交が利水効能があります。三陰交を使うと余計な水を排泄して腎の働きも強く出来ます。腰痛も治ります。
腰の痛みにより脇とお腹まで痛めて仰向けとうつ伏せが出来ない場合には肝経にも関連しています。肝が動くことをつかさどるから、ですから足厥陰肝経の中封と足少陽胆経の帯脈(肝と胆が陰と陽の関係性である)を使うと運動性の痛みも治ります。
以上は腎虚腰痛に対して中国医学の鍼灸治療です。
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