桂林堂上大岡院
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腰部が張って痛くなったり、痛い所は熱感もあったりします。
或いは関節が赤く張っています。
痛みは手で推しても温めても全然減ってないです。
またお体は熱く喉が渇く、小便も赤くて少なくて、便秘もあります。
舌苔が黄色、膩です。脈は濡数です。
これは湿熱邪気が体にこもって経絡に詰まっています。
更に湿熱邪気が関節所に流れやすいので、関節が赤くて腫れます。
腰部に特に腰椎部が痛くなります。
熱が陽邪であるので痛み場所に熱感があります。
湿熱が津液を消耗しています。
そうすると津液が上に行けないので喉が渇くて体も熱くなってる。
湿熱邪気が下に降りると小便が赤くなったり、少なくなったりします。
舌脈所見は舌苔黄膩で脈も濡数である事も湿熱の証拠です。
次回湿熱腰痛に対して漢方薬治療を書きます。
治療方針は 堅陰勝湿であります。
処方箋: 四妙丸
蒼朮、黄柏、牛膝、薏苡仁。
処方箋意味は腰は腎の府であります。
腎の働きが良くないと腰も痛くなります。
腎は陰臓であり、水をコントロールの働きがあります。
つまり堅陰とゆうのは腎の働きが良くするのです。
腎の働きが良くする為に黄柏の苦味で清熱をします。
そうすると尿が熱を排泄して腎の働きも良くなります。
腰痛も改善出来ます。
また益脾により腎水を制す為に蒼朮の苦、辛味で 健脾燥湿が出来ます。
更に薏苡仁の甘淡味で除湿清熱が出来ます。
脾の働きが良くすると腎の病気(腰痛)も良くなります。
牛膝は活血通経の働きので他の薬を誘導して下にいきます。
ですから全ての働きは湿熱を取り除き腰痛を治します。
次回に湿熱腰痛に対して鍼灸治療を書きます。
治療方針は化湿清熱であります。
主に足太陽膀胱経を中心に治療します。
処方箋: 腎兪、委中、小腸兪。
処方箋の意味は腎兪は 腎の経気が入る場所であり、詰まってること(腎兪)を瀉すれば下焦(下腹部)の湿熱を取り除く作用があります。
委中は足太陽膀胱経の合土穴であり、腎経と脾経の連絡する点であり、ですから健脾化湿、清熱などの作用があります。
委中はまた血郄と言うツボであり、本病が「体の中にある風湿邪が血の中に入って腰部に留まっているのでこのツボを瀉すれば気血の熱邪が上から下に行って排泄される」と言うことが(経穴解)と言う古典に書いてます。
ですからこの型の腰痛に対して瀉血療法が 最適応です。
腎兪と委中の配合は 表裏、兪合配穴法であり、腑を瀉して臓を補う効能があります。
更に火経に関係する小腸兪を使えば小腸の火邪を瀉して下焦の湿熱邪を取り除くことにも促進します。
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